ネメシス考察|真犯人は誰?アンナの父(美神始)失踪事件の黒幕を予想!

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この記事ではドラマ「ネメシス」の最終回結末で判明する真犯人が誰なのかを考察します。

アンナの父(美神始)失踪と20年前起こった謎の事件の真相を推理して黒幕を予想

ネメシス」公式HPの相関図から犯人像を考察し、最終回真犯人が誰かを見つけ出します

 

ネメシス考察|真犯人が関わるアンナの父(美神始)失踪事件とは?

 

ドラマ「ネメシス」は、失踪した美神アンナ(広瀬すず)の父・美神始(仲村トオル)の行方を、協力を誓った探偵風真尚希(櫻井翔)とアンナが探す物語です。

ただし失踪事件の真相も理由もすべて謎。

明らかになっているのは、以下の3つの事実だけ。

・アンナの父・美神始が大学教授だったこと。

・大学の同僚に大和猛流(石黒賢)と神田水帆(真木よう子)そして関係者として美馬芽衣子(山崎紘菜)がいたこと。

・20年前に闇に葬られたある事件が突然の失踪と関係がありそうだと云うこと。

 

しかし、20年前にどんな事件があったのかさえも明らかにされていません。

 

20年前に闇に葬られた事件の真相を推理!

美神始の行方を探すには20年前に闇に葬られたある事件の謎を解き明かさねばなりません。

その謎を解くヒントは、美神始役の仲村トオルさんの1話収録中のインタビュー動画にありました。

「神の領域に手を出したというか手を触れたというようなところが、人間を”幸せ”にしてゆくのか、”不幸”にしてしまうのか きっと最期に向かって重さが増してゆく気がします」

この一言で様々な推理が出来ます。

推理1

20年前の過去に美神始が大学内で研究していたことが、ある事件を引き起こすキッカケとなって  行方をくらまし失踪せざるを得なくなったのではないか?

推理2

20年前の時点で研究によって試作品(プロトタイプ)が完成したが、1体は死んでしまった(美馬芽衣子)。残る1体が(美馬アンナ)。

推理3

ある犯罪組織が美神始を拉致・監禁しての研究を続けさせ、成果を奪い取って犯罪に利用しようとしている。

 

過去に似たドラマがあった!?

 

生きた人間を土台にして、人体実験によって特殊な才能を持つ新しい人間に蘇えらせる研究者が登場するドラマがありました。

昨年の秋に放送されたTBSの推理ドラマ「危険なビーナス」です。

このドラマでは、サヴァン症候群の患者が不可思議な才能を持つことに注目した脳生理学者が人体実験を繰り返して患者を死なせてしまったことが事件の背景にありました。

 

美神始は、大学の研究室でクローン人間の人体実験をしていたのではないでしょうか?

ネメシス考察|真犯人は誰?大和猛流?黒幕は隠されている人物が怪しい?


20年前の事件の関係者に、大和猛流(ヤマトタケル/石黒賢)という人物がいます。

随分と暗示的な名前に思えませんか?

 

古事記に真相があった!?

大和猛流の名から、すぐ連想するのが日本武尊(ヤマトタケル)。

しかし、日本武尊の表記は日本書紀にある名前で、古事記では倭建命と書いてヤマトタケルと読みます。

そうすると、どうしても思い浮かぶのがこの事件です。

古事記のなかに、父・景行天皇の寵姫を奪った兄・大碓命(オオウスノミコト)の様子を父から見て来いと言われただけなのに倭建命(ヤマトタケル)は、兄を引き裂いて殺してしまうというエピソードがあります。

 

直感的に石黒賢さんが演じる大和猛流が、黒幕の指示を誤解して美馬始を殺していたと云うストーリーを想像してしまいます。

 

古事記から導き出せる黒幕は?

改めて番組HPの相関図を観ると、20年前の事件の関係者・大和猛流・神田水帆・美馬芽衣子の3人の他に、

菅研究所所長・菅容子(カン ヨウコ)

の名前があります。

 

菅研究所所長が何を研究しているのかも、菅容子がどんな人物でキャストが誰かも今は隠されていて判りませんが、美馬始の研究に関与している可能性がある黒幕候補として怪しいのです。

ネメシス考察|真犯人の候補を他に予想!栗田一秋の可能性も?

 

 

 

表に出ている20年前の事件関係者だけに真犯人の可能性があるワケではありません。

現在のアンナの周辺に居る人物やこれからゲストとして登場する人間も外す理由はありません。

アンナの父の失踪や20年前の事件の黒幕とどういうつながりがあるかも判らないのです。

 

栗田一秋ってどんな人物?

 

その中でも、探偵事務所の社長・栗田一秋(江口洋介)が真犯人である可能性はかなりあります。

 

ネタバレですが栗田一秋は、インドでアンナと暮らしていた美神始の古くからの親友です。

その関係もあって父の失踪後、栗田一秋が社長を務める「ネメシス」にアンナが父の行方探しを頼って来たのです。

つまり、アンナを監視できる立場にいるのが栗田一秋。

真犯人だとすれば絶好のポジションじゃないですか!

 

栗田一秋(江口洋介)犯人説の理由

 

江口洋介さんのイメージは、月9ドラマ「ひとつ屋根の下」の“あんちゃん“柏木達也役。

親の居ない柏木家の大黒柱で、兄弟の誰からも頼りにされる実直で面倒見の良い長男という印象ですよね。

ところが、最近の江口洋介さんは2017年にテレビ朝日「黒革の手帳」の安島富夫役を演じてからは“裏切り者”の先入観が付いてしまいました。

特に女性を誠実さの仮面で信じ込ませてから裏切り地獄に叩き落す、別人格の演技が凄い俳優さんになりました。

 

テレ朝「七人の秘書」でも黒幕・粟田口十三と深い関わりを持った人物・萬敬太郎を江口洋介さんは演じていましたよね。

このドラマではヒーローでしたが、過去に闇を抱えていた人物。

「ネメシス」でも20年前の事件の真犯人である可能性はあります。

まとめ

 

ドラマ「ネメシス」の真犯人を予想し、アンナの父(美神始)失踪事件の黒幕を考察してみました。

結果、父・美神始の職場の大学や研究室に近い人間や古い親友だった人物が予想されました。

しかし、ドラマ「ネメシス」は本格推理小説が原案になっているもののオリジナル脚本です。

真犯人が予想を覆す結果になること期待したいですね。