この記事は顔が見えるマスクが効果なしなのかについて、口コミや不織布との比較などを元にまとめた記事です。
コロナによって外出時にはマスクが必須となってしまったご時世ですが、マスクで表情が分かりづらいコミュニケーションが当たり前となって、やりづらさを感じる人も多いのではないでしょうか。
そんなコロナ禍の感染対策とコミュニケーションの問題を解消するための商品が、ユニ・チャームから発売された『顔が見えマスク』(顔が見えるマスク)です。
マスク部分がほとんど透明になっているという画期的なデザインの反面、感染対策として「効果なしでは?」という口コミも見られます。
不織布との比較も紹介しつつ、本当に顔が見えるマスクを着けても大丈夫なのか調査していきたいと思います。
顔が見えるマスクとはどんなマスク?

顔が見えるマスクとはどんなマスクなのか、まずは簡単にご説明します。
顔が見えるマスクはユニ・チャームが発売した『顔が見えマスク』という商品です。
2021年4月27日にオンライショップにて販売を始めて注文が殺到して8時間で3000個売り上げました。
口の動きが分かるため、聴覚障害者と会話する際や、サービス業の接客などでの利用を想定して開発された商品となっています。
顔が見えるマスクの特徴
特徴①:全体の8割が透明!
顔が見えるマスクは全体の80%が透明になっており、マスクをしていても顔がほとんど見える状態です。
特徴②:曇りにくく洗うことも可能!
透明のフィルム部分は特殊な加工を施しているため曇りにくくなっており、取り外し可能なので洗うことも可能です。
特徴③:抜群のフィット感!
フィルム周りの部分は布製でできており全方位がフィットすることができるので、感染リスクを低減することができます。
特徴④:息苦しさも解消!
口元は張り付かない立体構造になっており、息苦しくなる事もないです。
このように顔が見えるマスクには多様なメリットが存在します。
口の動きで会話をする聴覚障害者との会話や、絶えず笑顔で接しなければならないサービス業界の人たちは、このマスクはすごく便利だと感じるのではないでしょうか。
顔が見えるマスクは効果なし?不織布マスクとの比較は?

顔が見えるマスクはフェイスシールドに着想を得ているため、「フェイスシールドのように効果があまりないのでは?」という疑念を持っている人も少なからずいるのではないでしょうか。
ユニ・チャームが発売した『顔が見えマスク』はマウスシールドと不織布のマスクのいいとこ取りの様なものなので、効果なしということはまずなさそうです。
実際にどの程度の効果があるものなのか、不織布マスクとの比較で見ていきましょう。
不織布のマスクとの比較
それではここから顔が見えマスクと不織布マスクの比較を紹介していきます。
感染リスク
まず気になる感染リスクですが、意外なことに顔が見えマスクの方が感染リスクは低いです。
その理由は顔が見えマスクの構造。
顔が見えマスクは完全に顔にフィットする様に作られているため、不織布のマスクのような無駄な隙間ができないようになっているんです。
フェイスシールドでは感染リスクが怖くて着用できなかった人でも、顔が見えマスクならその点安心して着用できますね。
着け心地
顔が見えマスクは立体構造になっているため、マスクが口にくっつく事はありません。
一方で不織布のマスクはフィルムでできていない分、時間が経って形が崩れるとくっつく事があります。
ただし、蒸れ具合だけは不織布のマスクに軍杯が上がるようです。
顔が見えマスクは80%がフィルムでできている分、通気性は不織布マスクに劣るためです。
総じて考えると、着け心地は顔が見えマスクと不織布マスクで五分五分といったところでしょうか。
顔が見えるマスクの口コミや評判・感想は?
ユニ・チャーム、“顔が見えるマスク”を発売(オリコン)#Yahooニュースhttps://t.co/kms48FsOrz
— ポリッキー❤️穏やかに暮らしたい (@OO847) April 29, 2021
顔が見えるマスク特徴や不織布マスクとの比較について紹介してきましたが、実際の口コミも気になるところ。
口コミや評判・感想の一部をご紹介します。
良い口コミや評判・感想



★口元が見えるマスク
★飛沫対策もバッチリ
聴覚障害者、手話通訳士、医師、看護師、保育士、介護職の方々必見です。

悪い口コミや評判・感想




今のところ賛否両論という感じでしょうか。
子供連れの母親の方からの「保育士につけて欲しい」という意見が多かった様に感じます。
確かに表情が見えないと教育にも悪い様な感じがしますよね。
いらない派はクシャミしたらフィルムが汚くなりそうや、そもそも化粧したくないから顔を隠したいという意見が多かった様に感じます。
顔が見えるマスクは一般受けするというよりは、一部の顔が見えなくてはいけない人や、仕事をしている人にのみ需要が今はあるのかなという感じに思いました。
まとめ
ユニ・チャームの「顔が見えるマスク」発売
同社の聴覚障害のある従業員からの、コミュニケーションが取りづらいという声が開発のきっかけだという。
商品名「顔がみえマスク」。
金縁フレームの眼鏡みたいだったら着けやすくなりそう。
▼装着した写真ありhttps://t.co/My1Krc2HtU
— LittleAutumn_Dance (@LittleAutumn3) April 29, 2021
今回は顔が見えるマスクの効果なしという噂や口コミ、不織布との比較を調査しました。
顔が見えるマスクは販売開始8時間で完売するほど人気で、機能もフェイスシールドと不織布のマスクのいいとこ取りで非常に優秀だと感じました。
不織布との比較で感染リスクも顔が見えるマスクの方が低く、顔にくっつかないという利点もあります。
しかし一般人には使いたいと思っている人は少なく、口コミは賛否両論といった感じでした。
聴覚障害者、手話通訳士、医師、看護師、保育士、介護職の方々などに需要のある商品なので、一般層に広く普及するということは恐らくないでしょう。
ですが性能はすごく高いという事なので、必要な方にはぜひ流行って欲しいですよね。