黒田剛評判や性格・経歴は?選手権の態度で炎上の青森山田監督に迫る

高校サッカーの話題

 

高校サッカーの常勝軍団・青森山田の黒田剛(くろだごう)監督。

第99回の高校サッカー選手権決勝で見せた態度が問題で炎上しましたが、実際のところ黒田剛監督の評判や性格はどのようなものなんでしょうか?

青森山田の監督を務めるまでの経歴についても気になるところ。

この記事ではそんな黒田剛監督の評判や性格・経歴について徹底調査

そして炎上するほどの問題になった選手権決勝の態度への評判についても調べてみました。

青森山田監督・黒田剛評判は?どんな性格?

高校サッカーの常勝軍団・青森山田を作り上げた黒田剛監督。

そんな黒田剛監督の評判は実際のところどんなものなんでしょうか?

 

黒田剛の良い評判

まずは黒田剛監督への良い評判から取り上げてご紹介します。

骨折した他校の生徒を気遣う優しさを見せる黒田剛監督。

他校の生徒から羨ましがられる指導者というのはなかなかいないですよね。

多忙な中でも対戦相手の研究に余念がない黒田剛監督。

サッカーへの情熱は本当にすごいものを持っているんだろうと思います。

常勝軍団の監督として、インタビューでコメントを残す機会も多い黒田剛監督。

長く注目されながら結果を残してきただけあって、その考え方や言葉の1つ1つに重みが出てくるんでしょう。

 

黒田剛の悪い評判

一方で黒田剛監督への好ましくない評判も見られます。

コチラは2019年のコメントですが、黒田剛監督は試合に熱くなるあまりレフェリーへの抗議が激しくなることも。

サッカーへの情熱がいきすぎるあまり、態度に出てしまうのかもしれませんね。

黒田剛監督への同様の指摘は2017年にもありました。

やはり勝負にこだわりすぎる一面が昔から見られるようですね。

青森山田は常勝軍団なので、全てのメンバーを同じように扱うのは難しいところでしょう。

学生への指導としてそれが正しいかと言うと賛否両論ではあるかと思います。

 

卒業生からの評判

卒業生からの黒田剛監督はどんな評判なんでしょうか?

黒田剛監督が過去のインタビューで語っていた内容がコチラ。

実際、卒業した選手たちが後輩に「成長したいなら山田に来い」「厳しかったけど成長できる学校だ」「プロになりたいなら山田はいいよ」と言ってくれるんです。

多くの選手が「青森山田に来て良かった」と言ってくれるので、指導方針や指導理念、トレーニングの方向性が間違っていなかったということかなと。

引用元:ジュニアサッカーNEWS

本人談ではありますが、卒業生からは好意的な評判が多いようですね。

実際青森山田を卒業して活躍しているサッカー選手もたくさんいるので、指導者として優れた面があることは間違いないと思います。

選手権決勝の態度で黒田剛の評判だだ下がり!?

これまで集めた評判を元にすると、青森山田監督・黒田剛は優れた指導者・教育者として評価されている側面が多かったのは間違いありません。

そんな黒田剛監督ですが、第99回の高校サッカー選手権決勝で見せた態度によってその評判を下げてしまっています。

黒田剛監督が見せた態度が故意かどうかは定かでありませんが、あまり良い印象に見えなかったのは事実でしょう。

その後のインタビューで語った言い分も逆に印象を下げる結果になってしまったようです。

 

擁護する声も

ただ、そんな黒田剛監督を擁護する声ももちろんあります。

確かに黒田剛監督のとった態度はサッカーの試合なら普通に見られるもので、わざわざ指摘されなければ気づかなかった人も大多数。

恐らく勝負に熱くなりすぎる性格が、今回は悪い方向に出すぎてしまったといった印象があります。

また、個人的にはインタビューで言い訳がましい弁明をした点が逆に良くなかったと思いますね…。

故意かどうかにせよ、配慮が足りなかった部分を素直に謝罪していれば穏便に済んだ問題のような気がします。

青森山田監督以前は何してたの?黒田剛の経歴

良くも悪くも様々な評判を語られ、話題になっている黒田剛監督。

青森山田の監督になるまでには、どのような経歴を積んできたのでしょうか?

 

半生以上を青森山田に捧げる!

コチラが黒田剛監督の経歴を簡単にまとめたもの。

1970年北海道札幌市に生を受ける。
1986年~1988年登別大谷高校のサッカー部で活動。
1989年~1992年大阪体育大学のサッカー部で活動。
1993年星野リゾートのサッカー部コーチを務める。
1994年青森山田高校のサッカー部監督に就任。
1995年全国高校サッカー選手権に出場。
1997年全員高校サッカー選手権に出場。以降20年以上連続出場を継続中。
2016年全員高校サッカー選手権で優勝
2019年全員高校サッカー選手権で優勝

黒田剛監督の年齢は50歳(2021年1月現在)で、青森山田高校のサッカー部に就任したのが24歳の時。

なんと人生の半分以上を青森山田高校のサッカー部に捧げているんです!

2021年現在で青森山田は全員高校サッカー選手権へ24年連続での出場を果たしており、黒田剛監督が青森山田を全国屈指の強豪まで育て上げたことは間違いありませんね。

プロのサッカー選手としての経歴はありませんが、名将として名高い監督です。

 

国内でもわずかなS級ライセンス保持者!

黒田剛監督は、サッカーの指導者としてS級ライセンスを保持しています。

実はS級ライセンスはJリーグの監督を務めることもできるすごいライセンスなんです。

優秀なサッカー指導者の中でも限られた人だけが取得できる狭き門で、実際にS級ライセンス取得者はサッカーのプロ経験者がほとんど

日本サッカー協会から発表されているデータによると、ライセンス取得者84352人のうち、S級ライセンス保持者はわずか490人

いかに狭き門で、そして黒田剛監督が指導者としていかに努力を積んできたかがわかりますね。

 

プロサッカー選手を40名以上輩出!

黒田剛監督が青森山田監督として指導した期間で、プロサッカー選手が輩出された人数はなんと40名以上!

中でも最も有名なのが、日本代表の中核にまで登りつめた柴崎岳さんです。

柴崎岳さんが日本代表にまでなれたのは黒田剛監督の”ある言葉”がきっかけだったそう。

岳が中学2、3年生の頃に「お前の能力ならJリーガーにはなれると思うけど、監督やコーチにいちいち指導されているようでは、日本代表になってワールドカップに出るのは無理だろう。大人にいちいち言われているようでは限界があるよ」と言いました。

「自分に足りないものを自分で見つけて、自分で克服する力がないと、日の丸をつけるのは無理だ」と言ったら、朝から晩まで黙々とやるようになりました。

引用元:サカイク

柴崎岳さんと言えば創造力あふれるプレーが特徴的ですが、黒田剛監督の言葉によって磨かれたものなのかもしれませんね。

黒田剛監督の指導者としての経歴は間違いなく素晴らしいものであることがわかります。

青森山田監督の黒田剛評判や性格・経歴のまとめ

ということで、青森山田監督の黒田剛監督について、評判や性格・経歴をご紹介しました。

★性格は他校の生徒を気遣う優しい一面もあり、尊敬されている良い評判がある

★一方で勝負にこだわりすぎるあまり見せる態度への悪い評判もあり炎上した

★国内でわずかなS級ライセンスの持ち主で、半生以上かけて青森山田を強豪に育てた監督としての経歴は素晴らしいもの

まとめるとこのような感じになります!

 

高校サッカー選手権決勝で見せた態度はあまり印象の良くないものであったことは確かで、それに対する言い分も逆に炎上の要因となってしまったことは事実。

ただ、一面だけを切り取って黒田剛監督の人格まで否定する必要はないとも思います。

今後はより紳士的な態度で、青森山田を率いて高校サッカーを盛り上げていってくれることを期待したいですね。